NPO法人日本モンゴル親善協会
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 スポーツ
 

モンゴル相撲 -モンゴルの国技--
モンゴル相撲 日本ではモンゴル相撲とよばれているものは、モンゴル語で「ブフ」といい、特にモンゴル国のものは「 ハルハ・ブフ」と呼ばれています。
ブフはモンゴルで最も人気があり、ナーダムのメーンイベントの1つでもあります。
ブフは、日本の相撲と違い土俵がなく、押し出しや寄り切りなどはありません。日本のまわしのようなものは着用せず、 マラカイ(帽子)、シルク製のゾドグ(上着)、とシューダグ(パンツ)、グタル(ブーツ)を着用します。
頭、肘、膝、背中のいずれかが地面に付けば負けですが、手をついても負けにはなりません。
そのため、ワザの種類も豊富で400種類を超えると言われています。
基本的なワザは「組む前に瞬間的に足などを飛ばし倒す」「深く組んでかける」の3つです。
ナーダムでは500人以上の選手が参加し、トーナメント方式で行われます。そのため、ナーダムでの勝者はとても尊敬され、国民的英雄となります。
これはナーダムで2回優勝するとアブラガ、1回優勝するとアルスラン、ベスト4でザーンという称号が与えられます。
ちなみに、朝青龍の父親と兄に1人はザーンの称号を持っています。

競馬 -子供が騎手を務め、草原を疾走する-
競馬 モンゴル帝国の昔からモンゴル人は馬と親しんできました。
現在でも、人口と同じ位の馬が飼われ、誰もが自由に馬を扱うことができます。
そして競馬もモンゴル人は大好きで、ブフ、弓と並んでモンゴルの三大競技であり、
ナーダムのメインの1つでもあります。
ナーダムで行われる競馬は、5〜13歳くらいの子供が騎手を務め、馬の年齢ごとに決められた距離を
直線コースで競います。
一番短いのが2歳馬(ダーガ)の18キロ、長いのは6歳以上の去勢馬(イヒ・ナス)の28キロです。
しかし、モンゴルの競馬ではゴール地点に集合し、そこから1度スタート地点まで行って
またゴールに戻るため、イヒ・ナスでは56キロも走ることになります。
子供たちを乗せた馬が、ゴール目指して疾走する様子は、勇壮で感動的でもあります。

弓道  -老若男女が参加-
弓道 ブフ、競馬と並ぶ三大競技であり、ナーダムのメイン競技の1つなのが弓道です。
弓道は、老若男女とも参加します。競馬や相撲と違い経験がものを言う競技であり、かなりの高齢者も
参加します。男子は75メートル先に、女子は60メートル先にある的を狙い、1人4回射って競います。
競技は個人戦と団体戦が行われます。
最優秀の命中率を獲得した勝者には「狙いが正確」という意味のメルゲンという称号が与えられます。

釣り  -幻の魚イトウを釣ろう-

モンゴル人は、宗教的な教えから、もともと魚をあまり食べないこともあり、一般的に釣りをすることは
ありませんでした。
しかし、モンゴルには大きな川や湖もあり、漁場としては大きな魅力を秘めています。
モンゴルでは魚の種類も多く、マス類、カワカマス、ナマズ、そして日本では幻の魚と言われている
巨大魚のイトウもたくさん生息しており、比較的簡単に釣ることができます。
このモンゴルのイトウは、作家の故開高健が、釣ったことでも知られています。
近年は釣りをメインとしたツアーも多く、日本人をはじめ多くの外国人が釣りをするために
モンゴルにやって来ています。

サイクリング、ウォーキング -最近注目されている 新しいスポーツ-

モンゴル観光の1つとして最近注目されているのが、サイクリングとウォーキングです。
春、夏の過ごしやすい季節に自転車で、あるいは歩きで大草原を進む爽快さは、他では
経験できないものと言えるでしょう。サイクリング、ウォーキングを目玉にした観光ツアーも
登場し、日本人を中心に多くの外国人が参加しています。
真っ青な空の下、風を感じながらの大草原サイクリング、ウォーキングを、ぜひとも体験してみてください。